家づくりの基本

家づくりを始める前に押さえておきたい3つの項目

家づくり,注文住宅,工務店,ハウスメーカー

家づくり楽しみでもあり不安でもあり、「何から始めたらいいかわからない」という方が多いのではないでしょうか?一方で「資料請求して、モデルハウス回って、どんどん家づくり進めるぞー!」と意気込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの業界に長くいると、せっかくたくさん家づくりに時間をかけてきたのに結局家が建てられなかったという方をたくさん見てきました。今日は家づくりを進める前に確認して頂きたい項目を3つご紹介致します。

これらをしっかり確認しておかないと、家づくりにかけた時間が全て無駄になっていまうかも

それでは早速見ていきましょう。

①親御様へ家づくりのお話をしているか

これめちゃくちゃ重要です。私はよく「親御様ストップ」なんて言葉を使っていましたが、契約直前に親御様に猛反対喰らったという方をたくさん見てきました。そのような方が共通して言われていたワードがだいたいこちらです。

「うちの親はそういうの口出してこないタイプなので大丈夫です。」

はい。こう言って親御様の反対で家づくりを泣く泣く諦めたという方をたくさん見てきました。実は親御様が口を出してくるタイプとわかっている方は、最初から親御様に話を通しているので意外と反対が少ないです。逆に普段全く口を出してこないから大丈夫だろうと思っていた親御様が猛反対して面食らったなんてことがよくあります。

家づくり,親反対

私たちが成人して社会に出て結婚して大人になったとしても、親御様からすると子どもはずっと子どもです。そんな可愛いお子様が数千万の買い物をしようとしているのです。心配にもなりますよね。

親御様の時代の家づくりと現在の家づくりでは大きく常識が変わっています。物価も上がって家の値段は当時よりはるかに高くなっています。また住宅ローンが高金利のためキャッシュで建てていた親御様の時代と違い、住宅ローンを組むのも当たり前です。反対される親御様というのは自分たちが家を建てた時代のことしか知らないため、どうしても当時と現在のギャップを理解できず反対に及ぶのです。

上記に加え反対理由として多いのが「地元に帰ってきてほしい」「二世帯にしたい」というパターンです。私が名古屋で営業をしていた頃、地方からお仕事で名古屋に出られてきて、そのまま名古屋に居住を構えようとされる方も多かった印象にあります。しかし親御様は「地元に帰ってきてほしかった」というのが本音であり、そこの話し合いで折り合いがつかず、結局賃貸でやり過ごす…なんてこともありました。

ここに挙げた以外にもさまざまな反対理由がありました。(年回りが悪い・知り合いの大工で建てろ・親が建てたハウスメーカーで建てて欲しいなど。)親御様に家づくりについて話してみて、「好きにしたらいいよ」ならそれでいいですし、何かしらの理由で反対されるのであれば、家づくりを進める前に話し合いができます。話しておいて絶対に損はないと思います。(むしろ贈与が貰えてラッキーなんて可能性も。笑)

普段口出ししてこない親御様にこそ、家づくりの話はするべし

②ご夫婦間で隠し事はないか

隠し事とは何ぞやと言いますと、「実は借金を抱えていた」というパターンです。「そんなバカな」と思うかもしれませんが、これめちゃくちゃ多いです。「借金」というと大層な聞こえですが、私たちがよく耳にする「カードローン」「キャッシング」「分割払い」これらは全て借金です。そしてこれらがあることによって、住宅ローンに大きな影響を与えてきます。

住宅ローン

家づくりの打合せが進んでいくと住宅ローンの事前審査というものを行っていきます。この時に借金を抱えていると住宅ローンに落ちたり、減額回答(希望の借入金額よりも少ない金額になること)になったりします。「なんで住宅ローン通らないんだ??」と営業マンが頭を抱えているその時に、「実は…」と出てくるパターンが非常に多いです。そうなると今まで家づくりに費やした時間が無駄になってしまいます。

また現在借入がなくても、過去に返済の遅れがある方・債務整理をされた方・自己破産された方は住宅ローンに影響が出てきます。

もしこの記事を読んでドキッとした方は、ご家族に正直にお伝えすることをおススメします。が、なかなか簡単に言えるものではないと思います。そんな場合は早めに担当営業マンに相談してください。状況にもよりますが、ご家族にバレずに何とかなる場合もあります。私も過去に、ご家族にバレないようにこっそり何とかしてきたという案件がいくつかあります。一番よくない状況は借入関係を隠した状態のままで、住宅ローンの審査を行ってしまうことです。

借金関係はきちんとご家族にお伝えを。難しい場合は早めに担当営業マンに相談!

③家づくりを始める時期は今でいいか?

いつまでに家が欲しいか決まっていますか?何となくぼんやり「2~3年後かなあ」という方が多いかと思います。それは全然OKです。でも「絶対に今は建てません!でも3年後には建てるので情報収集します!」という方は今は家づくりを進めない方がいいです。どういうことか詳しく説明していきます。

家づくり,時期

家というのは数千万の買い物になりますので、モデルハウスや展示場を回り始めた段階では「2~3年後に建てよう」と思っている方がほとんどです。しかし実際は、初めて見学してから契約まで約3ヵ月~半年の方がほとんどとなります。実際色々なモデルハウスを見学して、色んな情報を得ていくと、ぼんやりと「2~3年後に建てよう」と思っていたのが、明確に「今建てよう」という気持ちに変わっていくんですね。それは営業マンに騙されているわけではなく、きちんと自分で情報を得て家を建てる準備が出来たからです。もちろん色々情報収集をした結果、今ではないなと家づくりを辞められる方もいらっしゃいます。このように3ヵ月~半年以内に建てる・建てないの判断をされる方がほとんどなのです。

私が今家づくりをするべきでないと考える方は「3年以上先の入居が明確な方」です。年回り・お仕事の関係・お子様の学校関係・親御様のこと…などで今すぐ家を建てられないという方がいらっしゃいます。とりあえず今から情報収集だけでもという気持ちはわかりますが、3年もあれば同じハウスメーカーや工務店でも、家の内容というのは大きく変わります。新商品の発売、全館空調やエアコンなどの設備面のグレードアップ、太陽光や蓄電池の新型モデル、建物価格の上昇など、3年間で全く同じということはないんです。もう少しわかりやすく例えると、冷蔵庫を3年後に買おうと考えたときに、今から家電屋さんに行って冷蔵庫をチェックするでしょうか?おそらくしないですよね。家もそれと同じことなのです。なので3年以上先の入居が明確な方というのは、2年後に最新モデルのお家を見に行っても遅くないと思いますし、今とはまた税制面や住宅ローンの金利なども変わっているでしょう。今情報収集したことが全く無駄ということはないですが、その時の最新情報を手に入れた方が絶対に良いです。

明確に3年以上先の入居が決まっている方は、その時が来たら家づくりを進めよう!

まとめ

いかがでしたか?家づくりを進めるというのは皆様が想像しているよりも労力がかかります。家づくりを始める前に、せっかく良いところででストップがかからないよう今日お伝えした3つは抑えて頂けるといいかと思います。

  1. 親御様に家づくりの話をすること
  2. 借金がある場合には、ご家族にお伝えをする。難しい場合は早めに担当営業マンに相談。
  3. 3年以上先の入居が明確な場合は、今は家づくりを進めない。

抑えるべきところはしっかり抑えて、スムーズにお家づくりを進めていきましょう♪

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